スマートフォン連動ナースコールシステム(広島県三次市・介護施設)
- 医療・介護施設向けシステム
施工場所:広島県三次市
業 種:老人介護施設
工事内容:スマートフォン連動ナースコールシステム
工事内容について
ナースコールシステムの老朽化に伴い、今後の施設のICT化を見据えスマートフォンと連動したナースコールシステムのご採用を頂く。まずWi-Fiネットワークを構築し、ナースコール設備を更新した後、スマートフォンをナースコールと連動させる。以前のシステムではPHSのハンディナースが施設のビジネスフォン(内線/外線)と連動していなかったのでこのような工程で行った。最後にビジネスフォンと接続し完了となる。
今回のシステム更新により1台のスマートフォンでナースコールの応答、電話の応対が可能となり、今まで介護スタッフへの電話の取り次ぎで苦労していた部分を解消することができた。
また今回のシステムは、見守りカメラや見守りシステム、介護記録ソフトとの連動がないシンプルな構成ということもあり、新システムへの移行もスムーズに行え、ネットワークのトラブルもなく、介護スタッフの方も問題なくスマートフォンを利用されている。
今後について
このたびスマートフォンと連動したナースコールシステムの導入や施設内全域のWi-Fiネットワーク構築などハードウェア面の拡張性のあるインフラは整備できた。今後は見守りカメラや眠りスキャンのような見守りセンサーの導入、介護記録ソフトとの連動など、段階的にICT化を進めていき施設内の環境を整備していくことができる。
また、スマートフォンをより活用することで、介護記録の即時入力やいつでも情報を閲覧することができるようになり、スタッフの業務負担軽減やコミュニケーションも今以上に良くなることが期待される。そうなることで介護サービスの質が向上し、入所者様・スタッフの方から”選ばれ続ける施設になる”お手伝いを弊社として精一杯サポートしていきたい。